時短読書のすすめ

「あたまにスッと入るあらすじ」作者が厳選するあらすじ特選。その本を読んだことがある人は記憶のリフレッシュのため、読んだことがない人は、このあらすじを読んでからその本を読んで、「時短読書」で効率的に自己啓発してほしい。

2013年01月

なぜ日本経済は世界最強と言われるのか 日本国債は世界一安全?

なぜ日本経済は世界最強と言われるのかなぜ日本経済は世界最強と言われるのか
著者:ぐっちーさん
東邦出版(2012-09-14)
販売元:Amazon.co.jp

日本経済の強さを力説するブティック投資家・ぐっちーさんの本。会社の読書家の友人から借りて読んでみた。

ぐっちーさんは、1960年生まれ。丸紅を経て1986年にモルガン・スタンレーに移籍、給料が倍になったという。10年ほど在籍したのちに、欧米系金融機関のABNアムロ、ベア・スターンズなどを経て、ブティック投資銀行を開設した。ぐっちーさんのトークショウ広告に頭がぼさぼさで、時代劇に出てくる浪人風の写真が載っている。興味ある人はこちらをクリックして見てほしい。

この本は「グッチーさんの金持ちまっしぐら」というブログ(現在はGuccipostというウェブサイトに移行している)やメルマガの記事を編集加筆したもので、ぐっちーさんの最初の本だ。

一流の投資家であれば資産家が相手なので、一般大衆相手の本やメルマガなどは出さないだろう。どちらかというとメルマガ(月々840円で、数千人読者がいるという)や講演などで儲けているように思える。

”とんでも本”のように見えるが、予断を排して読んでみた。


ワイン談義はいただけない

ただし、米国と中国、米国と日本の関係を説明するのに、小泉首相訪米の時のディナーで出されたカリフォルニア州産ワインと2011年11月の胡錦濤主席の訪米の時のワシントン州産ワインの比較をして、小泉首相の時のワインの方が断然格上と言っているのはいただけない。

ぐっちーさんはシアトルでも仕事をしているそうだが、小泉首相訪米時のカリフォルニアワインを世界最高のジンファンデルの最高の作り手の最高ヴィンテージと絶賛し、胡錦濤主席訪米時のワシントン州のワインは格落ちとしている。

はたしてそうか?

ためしに楽天でそれぞれの銘柄の2008年ものの値段を調べてみると、次のような結果となった。

クイルセダ クリーク カベルネソーヴィニヨン コロンビアヴァレー[2008]△クリセダ クウィルシーダ クウィルシダ Quilceda Creek CabernetSauvignon ColumbiaValley [2008]△
クイルセダ クリーク カベルネソーヴィニヨン コロンビアヴァレー[2008]△クリセダ クウィルシーダ クウィルシダ Quilceda Creek CabernetSauvignon ColumbiaValley [2008]△

リッジ リットンスプリングス [2008] 750ml
リッジ リットンスプリングス [2008] 750ml

胡耀邦主席の時のワシントン州のクイルセダ・クリーク・カベルネが27,300円、小泉首相の時のリッジ・リットン・スプリングス・ジンファンデルが7,800円だ。

もちろんヴィンテージとか、採れたぶどう畑によりプレミアムがつくことがあるので、組み合わせによっては上記の楽天のような価格差が常にあるというわけではない。

ジンファンデルは、米国が最高なのかもしれないが、最高級赤ワインをつくれるぶどう品種ではないので、他の国や地域ではあまり生産されていないだけだ。その証拠に米国でもカリフォルニア以外の州ではほとんど生産されていない。

ワイン仲間を集めて、両方飲んでテイスティングしてみるが、赤ワインだけ比較すると、胡耀邦主席の時のワシントン州のワインの方が格上といわざるをえない。

ただし、大統領もブッシュとオバマで違うし、ぐっちーさんも書いているように、胡耀邦主席の時は、アメリカに来たらアメリカ料理でもてなすということで、リブアイステーキや、ロブスターなどの”オールアメリカン”の食事だった。

年配の中国人向け料理ではなく、胡耀邦主席は抵抗があったと思うので、赤ワインだけをとって一概に比較はできない。

”ワインは政治や企業にとってのいわば「戦略兵器」だとお心得ください”と書いているわりには、ワシントン州のワインを見くびっている点は残念だ。

ともあれ、本の他の内容は参考になる点が多いので、ぐっちーさんの論点を整理して紹介しておく。


日本国債は世界一安全?

日本国債は発行残高が1,000兆円を超える規模でも問題ない。日本の経済は世界一強いので、日本が破たんすることはない。年収200万円の亭主が1億円借金していても、奥さんが現金で2億円持っていることと同じだと。

2002年に日本の格付けが下がった時に、海外の格付け機関3社に対して財務省が出した意見書では次のように言っている。これは10年後の今も、外貨準備が中国に抜かれて2位となった(当時の2倍になってはいるが)以外は同じだ。

「日本は世界最大の貯蓄過剰国であり、国債はほとんど国内で極めて低金利で安定的に消化されている。また日本は世界最大の経常黒字国であり、外貨準備も世界最大である。日米など先進国の自国通貨建て国債のデフォルトは考えられない。デフォルトとしていかなる事態を想定しているのか?」

消費税を上げないと日本が破たんするというのは、税金を上げたい財務省のプロパガンダにすぎないという。

このブログで紹介した高橋洋一さんの「さらば財務省」に高橋さん自身がつくったALM(アセット・ライアビリティ・マネジメント)システムの話が載っている。

さらば財務省! 政権交代を嗤う官僚たちとの訣別 (講談社プラスアルファ文庫)さらば財務省! 政権交代を嗤う官僚たちとの訣別 (講談社プラスアルファ文庫)
著者:高橋 洋一
講談社(2010-06-21)
販売元:Amazon.co.jp

日銀も金融庁もALMを持っていて銀行のポートフォリオを把握しているので、銀行が抜け駆けして国債を処分して国債が大暴落ということはありえない。

そもそもアジア通貨危機の時の韓国の政府債務のGDP比率は20%だった。債務のGDP比は、自国通貨だけの場合は意味がないという。いざとなれば紙幣を印刷すれば済むからだ。

ぐっちーさんの言うように「日本国債は100%安全」と言えるかどうかわからないが、紙幣を刷れば済むという問題ではある。

アルゼンチン駐在時代は年率100%超のインフレを経験した筆者としては、インフレがコントロールできないほど膨れ上がるのは問題だが、5%以下のインフレを覚悟して経済運営を取り進めるアベノミクスは、正しい方向性にあるのではないかと思う。


円高は本当に日本経済にとってダメージか?

世界で唯一国内だけで借金が賄えて、中央銀行がきちんと機能している国は日本しかないから円高になる。

円高で日本の輸出が減って、日本経済にダメージがあるとマスコミは宣伝するが、実はGDPに占める輸出の割合は14%で先進国ではアメリカに次いで低い。

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出典:本書81ページ

ぐっちーさんは触れていないが、自動車産業など輸出産業は裾野が広く、単純な輸出だけでなく、GDPでは国内取引としてカウントされる国内の素材や部品取引にも影響があることは、リーマンショックで経験したところだ。

しかし、そもそもGDPに占める製造業の割合は2割程度で、残り8割を占めるサービス産業などの第三次産業では、円高によるメリットの方が大きいだろう。

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出典:本書167ページ

「貿易立国」と筆者が小学校のころ習ったが、いまや「貿易立国」なのは韓国や中国で、日本は輸入も入れた貿易依存度では27%に留まり、こちらも先進国の中ではアメリカに次いで低い。

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出典:本書89ページ

さらに、貿易取引における円建比率は、輸出で41%と上がっている。たぶんトヨタグループとかの大企業グループ内の取引は円建てで輸出入していると思う。

輸入では円建て比率は23%だ。市況商品などの国際相場はドル建てなので、輸入はドル建てが一番多いのだと思う。

だから輸出は円建てで、輸入をドル建てにしておけば、円高でコストが下がるメリットを享受できる。たぶん円高をエンジョイしている企業は多いはずだ。

ぐっちーさんが会社四季報で調べたところ、海外売上高比率が5割を超えている輸出企業は、東証上場企業では286社(全体の「8%)のみで、海外比率30%まで下げても605社しかないという。

円高で儲けている企業は何も言わない。マスコミの「円高が日本経済をほろぼす」論調には、ぐっちーさんは警鐘を鳴らす。ローマ帝国以来、通貨高で潰れた国はないのだと。

この本が出た2012年10月当時は、1ドル=75円くらいだったのが、ここ1か月は「アベノミクス」で、円高修正に転じて1ドル=85円を超え、株価も上がっている。

為替相場はだれにも予測ができない。今後100円に近づくような局面があるのか、あるいは円高に戻すのかわからないが、為替が動けば投機資金も動く。円安となれば世界の投機資金が日本に集まることは間違いない。当面株高は続くだろう。


【余談】GDPに占める農業の割合は先進国では大体1%のみ

余談になるが、GDPに占める農業の割合は某政治家の発言もあった通り1.5%で、世界最大の農業国・米国でも1.1%に過ぎない。

もはや先進国では農業はGDPの1%前後というのが当たり前となっている。TPPにおける議論などでは、依然として農業の政治的発言力は強い。農業の重要性を否定するつもりはないが、冷静に考えれば、際限なく日本農業を支えることはできないことがわかる。


世界は日本を見直している

信義則が通用しない中国で痛い目にあった世界の企業は、信頼できる日本企業を見直しているとぐっちーさんは語る。

日本のように100年以上続いた企業が1万5千社もある国はない。世界の人々は3.11の大災害にあっても秩序正しく生活する日本人を見てわかった。

アフリカ諸国は中国の経済援助や大規模投資に一度は感謝した。

しかし、アフリカに雇用も富みも残さず、イナゴのようにやってきて資源と仕事を奪い尽くす中国は、昔アフリカを植民地にしたイギリス、フランスより悪い相手だったという「チャイナ・バッシング」が現在起きているという。


ヘッジファンドはいまや張り子の虎

この本の中で、最も参考になった部分がこれだ。

ボルカールールなどで金融機関のリスクテイクに対する締め付けが厳しくなっている。その結果、ヘッジファンドは資金源を断たれ、もはや日本政府に対抗できるようなヘッジファンドは存在しない。

2008年までヘッジファンドが大暴れしていた時代は、100億円の資金を元手に(エクイティーとして)CDO(債務担保証券)をつくって、銀行がそれに1,000億円から5,000億円の資金を融資した。

しかし銀行が自己資本比率を13%以上にしなければならない現状では、担保のないヘッジファンドに融資する銀行はない。だからヘッジファンドはいまや「張子の虎」となった。ソロスも同じで、日本政府、日銀に勝てるヘッジファンドなどもはや存在しないのだ。

ちなみに、いまや金融機関の取れないリスクを取っているのが総合商社だ。金融機関ではないのでボルカールールにはかからない。

総合商社は世界の脚光を浴びている日本的経営の最大の成功例であると丸紅出身のぐっちーさんは語る。

現在の総合商社は、貿易会社だけではなく、様々な分野での総合事業・投資会社に変身した。その意味ではぐっちーさんの言っていることは正しいと思う。


日本の年金は破たんするか?

年金制度については、出生率も高齢者比率も今の年金制度の前提より改善が見込まれるとぐっちーさんは指摘する。

マスコミでは少子高齢化による年金破綻をさかんに宣伝しているが、今の年金制度は出生率1.26、高齢者比率45%で計算している。現実は出生率1.35、高齢者比率が41%なので、現実は想定よりむしろ改善している。

正直あまり聞いたことがない話だが、ネットで調べるとちゃんと根拠があったので、茨城県県議会議員の井出さんのホームページに紹介されている平成19年の厚生労働省年金局の「人口の変化等を踏まえた年金財政への影響(暫定試算)」を紹介しておく。


日本は恒常的経常赤字国に転落する?

マスコミでは大震災の影響もあり、日本は2011年度に貿易赤字に転落し、2012年9月には過去最大の貿易赤字に転落したと報道している。

しかし不思議に所得収支も入れた経常収支のことは取り上げない。実は経常収支では黒字に変わりはないのだ。

日本の外貨準備高は中国に抜かれたが、日本は依然として世界最大の対外純資産保有国だ。日本の対外資産は582兆円で、負債を差し引いた対外純資産は253兆円で世界一である。

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出典:本書175ページ

これだけの対外資産から入ってくる所得収支が月間1兆円以上ある。だから貿易赤字があっても、経常収支では2011年度でも盤石の黒字だった。

2012年9月の季節調整済みの経常収支がマイナスになったと財務省は発表している。しかし、季節調整前で5,036億円の経常黒字が、季節調整後1,420億円の経常赤字になるというのは、計算根拠が良くわからないところだ。

日本は「金持ち父さん」風に言うと”ラットレース”の貿易取引で外貨を稼ぐのではなく、先進国型の”お金に汗をかかせる”対外投資で儲ける経済となっているのだ。

金持ち父さん貧乏父さん金持ち父さん貧乏父さん
著者:ロバート キヨサキ
筑摩書房(2000-11-09)
販売元:Amazon.co.jp



中国バブル崩壊

今度紹介する長谷川慶太郎の「中国大分裂」に詳しく説明されているが、ぐっちーさんも中国の現状を「バブル崩壊」と称して、つぎのような事象を挙げている。

中国大分裂 改革開放路線の終焉と反動中国大分裂 改革開放路線の終焉と反動
著者:長谷川 慶太郎
実業之日本社(2012-07-12)
販売元:Amazon.co.jp

★中国には金融政策など存在しない。中国では共産党が決断しないかぎり、金融政策に変更はない。

★中国の人民元の変動幅変更は後出しじゃんけん

★中国の生産人口はもう増えない 年金もない老人が多数いて、大きな社会問題になる可能性がある。

★中国は不動産バブル 500兆円が不要債権化する恐れもあるという

★外国人居住者からも社会保障費を徴収開始

★個人所得税の課税最低額を月間2,000元から3,000元に引き上げる一方、高所得者の税率はアップさせた人気取りの税制改革を行った。これにより給与所得者の9割は無税となり、残り1割のほとんどは税率10%で済む。高額所得者のみ45%の税金がかかる。

★中国人の高額所得者は海外、特にカナダに逃げている。平均7億5千万円の資産を持っている資産家96万人が資産を持って海外に流出しようとしている。日本が資産家移民を優遇したら、日本に移住する中国人は多いだろう。

★中国では地方政府の中央政府の政策に対する造反が起こっている。


苦境に立つ韓国経済

韓国の貿易依存度は9割に達していることを、上記の統計データで紹介した。ぐっちーさんが、韓国の現状を簡単に紹介している。

★2008年に3,174億ドルあった対外債務は、直近の2012年5月には4,100億ドルまで拡大している。ウォン安誘導で、対外債務の金利支払いが拡大しているためだ。

★日本が5.5兆円(700億ドル)のスワップラインを設定して韓国を救った。

★韓国政府の外貨準備高は3,100億ドルあると言われている。日本の外貨準備は現金や米国債など安全なドル資産だが、韓国の場合、米国債比率は12%しかない。残りはCDOなどの不要債権化した外国債券なども含まれており、すぐに現金化できない性質のものが多く含まれている。

★韓国がヘッジファンドに狙われないのは、単にヘッジファンドが資金を確保できていないからにすぎない。


最後にぐっちーさんは、「日本神話、いまだ健在」として、日本は実はうまくいっていることの例として、平均寿命の伸び、円の強さ、世界的に最低水準の失業率(4.2%)、経常黒字がバブル期の3倍以上もあること、香港+中国では日本が4兆円の輸出超過なことなどを挙げている。


日本国債が世界一安全かどうかわからないが、一般的なマスコミの論調とは違う論点は参考になる本だった。


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仕事は楽しいかね? iPS細胞発見者・山中伸弥教授が助けられた本

仕事は楽しいかね?仕事は楽しいかね?
著者:デイル ドーテン
きこ書房(2001-12)
販売元:Amazon.co.jp

別ブログで紹介したiPS細胞の発見者・山中伸弥教授の「山中伸弥先生に、人生とiPS細胞について聞いてみた」に、山中教授が自称”PAD”(Post America Depression)で、うつに悩まされていた時助けられた本として紹介されていたので読んでみた。

3冊ほどのシリーズで、他に「仕事は楽しいかね? 2」、「仕事は楽しいかね?最終講義」がある。これらも読んでみたが、ほぼ同様の内容なので、最初のものを紹介する。

仕事は楽しいかね? 2仕事は楽しいかね? 2
著者:デイル・ドーテン
きこ書房(2002-07-26)
販売元:Amazon.co.jp

仕事は楽しいかね?《最終講義》仕事は楽しいかね?《最終講義》
著者:デイル・ドーデン
きこ書房(2012-08-01)
販売元:Amazon.co.jp

この本はアマゾンのなか見!検索に対応しているので、ここをクリックして目次を見て欲しい。

シカゴのオヘア空港で季節はずれの吹雪のために飛行機が欠航となり、26時間も空港に閉じこめられた主人公が、たまたま会ったマックス・エルモアという著名な企業家の話を聞くという設定だ。

マックスの質問が「仕事は楽しいかね?」だ。


明日は今日と違う自分になる

マックスは成功のための戦略に関して、「目標設定」に×(バツ)をつけ、「今日の目標は明日のマンネリ」となる、「明日は今日と違う自分になる」が唯一の目標だと語る。

そして「試してみることに失敗はない」と付け加えた。毎日”試すこと”を続けなければならないのだ。


偶然は発明の父

「必要は発明の母かもしれない。だけど、偶然は発明の父なんだ。」

コカ・コーラをつくったジョン・ペンバートンは、薬屋で従業員がたまたまシロップを混ぜ合わせた頭痛薬をつくっていたので、それを飲んでみて水を加え、ソーダ水を加えて売り出したのだ。

コカ・コーラの筆記体のロゴは、広告会社が考え出したものではなく、ペンバートンのパートナーが売り上げノートに書いていたものなのだ。

チョコチップ・クッキーも偶然の産物、リーバイス・ジーンズも余ったテント用の帆布を利用して使って作ったオーバーオールが金採掘に集まった人々にヒットしたものだ。

世界的なフルート奏者のジャン・ピエール・ランパルは「努力に努力を重ねて、コンサートで或る曲を『完璧』に演奏できたとします、そうすると、私はまた努力に努力を重ねて、翌日のコンサートでは『さらに素晴らしい』演奏をするんです。」と語っていたという。

ベスト・オブ・ランパルベスト・オブ・ランパル
アーティスト:ランパル(ジャン=ピエール)
EMIミュージックジャパン(2009-06-17)
販売元:Amazon.co.jp


ホーソーン効果

ある工場で照明、休憩時間を変えると生産高にどう影響するか調査したところ、どんな状況でも生産高が上がった。結局、労働者は調査に参加するのが好きだというのが結論だった。調査が行われているというだけで、普段より業績をあげてしまうのだ。

マックスの人生はホーソーン効果の連続だ。


ウォルト・ディズニーの細部へのこだわり

成功の秘訣として、マックスはウォルト・ディズニーが細部までこだわり、白雪姫の一シーンに多大な時間を費やしたことを紹介する。

次のYouTubeに載っている白雪姫のビデオの中程にある、願いを叶える井戸で王子と出会う場面で、井戸をのぞき込む白雪姫と王子の顔が、水に映って、しずくでできた輪でゆらゆら揺れるシーンだ。CGもなかった時代に、アニメーションで見事に再現している。YouTubeに載っているので、是非注意して見て欲しい。



ウォルト・ディズニーは、成功の秘訣を「ものごとを見事にやることだよ。もう一回それを見るためならお金だって払う、と言われるくらい見事に」と言っている。

それは”あるべき状態より、良くあること”なのだ。

心臓蘇生術を生み出したドクター・クーパーは、事切れた患者に怒りのパンチを食らわせたところ、心臓が動き出したので蘇生術に気が付いたという。まさに偶然の産物だ。


アイデアを生み出す三つのメモ

マックスはアイデアを生み出すヒントとして、次の3つのメモをつくれと言う。

1.仕事でやったミスをすべて書き出す

2.問題点を書き出す

3.仕事に関してやっていることを”あらゆること”を書き出す

売れ残ったテント用の帆布を使って何をすべきか考え続けてこそ、リーバースのジーンズを思いつくことができるのだ。

"Where there is a Will, there's an A"(やる気があればA(=優)が取れる)というインフォマーシャルで成功したクロード・オルニーは、息子の試験の成績を上げるために本を片っ端から調べた結果、綺麗な字を書き、計算は縦の列を揃えた方が成績が良いと気づいたという。

CBSの人気番組「60ミニッツ」は、テレビ番組には新聞に相当するニュースや、本に相当するドキュメンタリーやドラマはあるが、雑誌に相当する部分がないと気が付いたプロデューサーが思いついたものだ。

モハメド・アリは、プロになりたての頃、プロレスラーと一緒にテレビに出て、派手なパフォーマンス、ショウダウンの重要性に気づいた。自分の仕事を広い範囲で定義し、他のスポーツ選手からも学べることに気づいたのだ。

新しいアイデアは、新しい場所に置かれた古いアイデアだ。だからリストに書き続けることが重要になる。


間違いは気づきのもと

「ポスト・イットを思い出せ!」だ。

間違ったら、それが何か役に立つことを考える。間違いは気づきのもとだからアンチ・ミステイク、問題も気づきの元のアンチ・プロブレムなのだ。

マックスは最後に「きみが”試すこと”に喜びを見いだしてくれるといいな。」と言って別れた。

アイデアをいっぱい持って、あらゆることをやってみる。明日は今日とは違う自分になり、そして朝を待ちこがれる。単純な教えではあるが、このような毎日”試すこと”を探しながら仕事をすれば、仕事が楽しくなる。仕事が楽しくなれば、成果も上がり、評価も上がるだろう。

冒頭に書いた様に、山中伸弥教授が推薦していたので読んでみた。アマゾンでは現在売り上げ345位とよく売れているようだ。

平易な内容で、200ページ弱の本なのですぐに読める。

アクションを取らなければ何も変わらない。”試すこと”を始めるには、よいきっかけとなる本だと思う。


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桐島、部活やめるってよ 直木賞を受賞した朝井リョウのデビュー作

桐島、部活やめるってよ (集英社文庫)桐島、部活やめるってよ (集英社文庫)
著者:朝井 リョウ
集英社(2012-04-20)
販売元:Amazon.co.jp
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「何者」で直木賞を受賞した朝井リョウさんのデビュー作。

何者何者
著者:朝井 リョウ
新潮社(2012-11-30)
販売元:Amazon.co.jp

朝井リョウさんは、1989年=平成元年生まれ。早稲田大学の文化構想学部を卒業したての新進作家だ。会社に勤めながら小説を書いているという。

今度紹介する大澤在昌さんの「売れる作家の全技術」の”偏差値の高い新人賞”として小説すばる新人賞が挙げられ、過去の受賞作としてこの本が紹介されていたので、読んでみた。

同じ小説すばる新人賞の過去の受賞作として、三崎亜記さんの「となり町戦争」も紹介されている。

となり町戦争 (集英社文庫)となり町戦争 (集英社文庫)
著者:三崎 亜記
集英社(2006-12-15)
販売元:Amazon.co.jp
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ところで、「桐島、部活やめるってよ」を紹介していた大澤在昌さんの「売れる作家の全技術」は大変面白く、参考になる本だった。今年、筆者が読んでから買った数少ない本の一つだ。

小説講座 売れる作家の全技術  デビューだけで満足してはいけない小説講座 売れる作家の全技術 デビューだけで満足してはいけない
著者:大沢 在昌
角川書店(角川グループパブリッシング)(2012-08-01)
販売元:Amazon.co.jp
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近々あらすじを紹介する。大澤在昌さんは作家がある程度売れてくると「名前は知っているけど、読まないと決めた作家」という壁にぶち当たるという。

だから糸井重里のほぼ日で、無料で小説を連載したりして、「大澤在昌は知っているけど、読まないと決めた」人たちに、少しでも大澤作品を読ませようと努力しているという。

この「売れる作家の全技術」もまさにそんな「マーケットの底辺を拡大する」努力の一つだと思う。

現に筆者は、警察小説には興味はなく「大澤在昌という名前は知っているが、読まないと決めた」一人だったが、「売れる作家の全技術」を読んで興味をひかれたので、今度、大澤在昌さんの人気シリーズ「新宿鮫」を読んでみる。

新宿鮫 (光文社文庫)新宿鮫 (光文社文庫)
著者:大沢 在昌
光文社(1997-08)
販売元:Amazon.co.jp
クチコミを見る

話が逸れたが、「桐島、部活やめるってよ」は今年映画化されたばかりだ



NHKの朝ドラの「どんと晴れ」に出ていた、神木隆之介君が主演をしている。

予告編を見る限り、映画と小説は別物のようだ。

小説の「桐島、部活やめるってよ」の目次はたったこれだけだ。

菊池宏樹(野球部の助っ人)         ………   7ページ
小泉風助(バレー部リベロ。桐島のサブだった)………  13ページ
沢島亜矢(ブラバン部長)          ………  47ページ
前田涼也(映画部)             ………  77ページ
宮部実果(ソフト部)            ……… 121ページ
菊池宏樹(前出)              ……… 167ページ

(カッコ内は役柄)

この小説の出だしは斬新で、タイトルの「桐島、部活やめるってよ」が最初の言葉となって(本文には出てこないが)、冒頭の菊池宏樹の「え、ガチで?」につながっている。

また表現も斬新だ。特に擬態語や擬声語(あわせてオノマトペと呼ぶ)に特徴がある。

たとえば小泉風助の章の出だしは。

「悲しそうな、残念そうな顔をしろ。耳元で俺が俺に囁(ささや)いた。
水色のTシャツと自分の肌の間を、薄く形を変えた風が、す、と通り過ぎていく。…」

それとか、
「風助!」、「肩に入っていた力がふ、と抜けて、すとんと地上に落とされた気がした。…」

「あ、
コートのど真ん中にゆっくりとボールが落ちる。」

というような感じだ。

小説のあらすじは、いつも通り詳しく紹介しない。上記の目次の男女数名の17歳の高校2年生が、バレー部のキャプテンの桐島が辞めたことで、すこしづつ歯車が狂うというストーリーを、登場人物の独白という形でオムニバス形式で綴っている。

小説では桐島本人は最後まで登場しないが、映画では桐島が出てくるような予感がする。

正直、おっさんの筆者には感情移入ができなかった。

筆者は高校2年までサッカー部にいた。元々ボールセンスがなく周りを見回し、的確なパスを出すというようなことができなかった(要はヘタだった)。足首を捻挫したり、膝を痛めたこともあり、2年末で辞めた。桐島のように「部活やめた」経験がある。

誰でも昔は高校生だった。体育祭や部活動の話なら、誰でも感情移入できるはずだ。この本の斬新なスタイルがそれを阻んでいるような気がする。

あえて注文をつければ、作者の朝井リョウさんの写真は載せなくてもよかったのではないかと思う。

男言葉、女言葉がミックスしている小説なので、写真を出さず、あえて男とも女ともわからないようなミステリー作者にしておいた方が、良かったのではないか?

なにはともあれ、20歳で小説すばる新人賞を取り、23歳で直木賞を取るような抜群の文章力がある作家であることは間違いない。「桐島、部活やめるってよ」という作品では、感情移入は難しかったが、さらなる活躍を期待したい。


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就活生の親が今、知っておくべきこと 日経ウーマン編集長の体験記

就活生の親が今、知っておくべきこと (日経プレミアシリーズ)就活生の親が今、知っておくべきこと (日経プレミアシリーズ)
著者:麓 幸子
日本経済新聞出版社(2011-11-10)
販売元:Amazon.co.jp

2012年度の新卒採用は、2011年から2か月遅らせて12月1日スタートとなった。毎日のようにリクルートスーツを着て会社訪問に行っている息子さん、娘さんがいる人もいると思う。

40代、50代の親が経験した昔の就職活動と、現在のインターネットの就職サイトを使った就職活動は全く異なる。また子供の数は減っているのに、大学生の数は増えているので、景気低迷で採用者数が減少している現状では競争は比べものにならないほど厳しい。

だから名前を知らない会社に内定しても、いい大学に行っているのだから、もっと有名な会社にトライしろなどとケチをつけてはいけない。

これは、そんな親への日経ウーマン編集長の長男の就活を踏まえた体験記である。

元々は日経新聞電子版に2011年3〜4月に連載された「母と子の444日就活戦争」を再構成したものだ。


麓さんの長男の就活体験

著者の麓さんの長男は、超上位校ではないが、2番手グループに入る私立大学にいて真面目に大学に通っており、見た目も悪くないから、面接官にも好まれるのではないか、「まあ、なんとかなるんじゃないか」と思っていたという。

今から思えば、親バカの極みだという。

結論から言うと、麓さんの長男は2011年春に都内の私立高校の教員として就職した。内定したのが2010年の12月。就活を始めてから実に444日めの内定だった。

就活を通じて、長男は子どもが好きなことに気が付き、教職を目指すこととなったという。東京都の教職員採用試験ではいいところまでいったが、結果は不合格だった。ちなみに応募者は2万人、倍率8.1倍だったという。


就活に親が”丸腰”で臨んではいけない

麓さんは「就活は子どもに任せて親は暖かく見守るべし」などといって、ゆめゆめ子どもの就活に、親が”丸腰”で臨んではいけないと力説する。

子どもたちが就活時に体験する困難さや混乱は、子どもたちのせいではなく、国の雇用政策、産業構造、グローバル化を背景にした企業の事業戦略や人事施策などの大きな変化によってもたらされている。

親がすべきことは、単なる見守りだけでなく、自らの経験を生かして働くことの意味を伝え、適切なアドバイスをし、「大丈夫できるよ」といってポンと背中を押す。よきサポーターやアドバイザーになることだという。


親の世代の就活と現在の就活とは全く異なる

この本の前半で麓さんは、親の世代の就活と現在の就活とは全く異なることを、数々のデータを挙げて説明している。「昭和の就活」と今の「就活」が違う点を簡単に紹介しておく。

1.大学進学率は倍となり、少子化にもかかわらず大学生の数は増えているのに求人総数は増えていない。

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出典:本書83ページ

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出典:本書23ページ

2.非正規雇用が3割に達し、正社員の枠はますます狭き門になり、さらにグローバル採用という外国人との競争もでてきた。

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出典:本書126ページ

上記の通り、男性で非正規雇用者は2000年の12%から2010年には19%に増加した。女性では2003年ごろに正規雇用と非正規雇用が逆転し、2010年には、非正規雇用が54%で正規雇用の46%を上回るという状態になっている。

グローバル採用については、トム・フリードマンが「フラット化する世界」で書いていることが当てはまる。

「いいか、私は子供の頃、よく親に『トム、ご飯をちゃんと食べなさい ー 中国やインドの人たちは、食べるものもないのよ』といわれた。

おまえたちへのアドバイスはこうだ、『宿題をすませなさい ー 中国とインドの人たちが、おまえたちの仕事を食べようとしているぞ』。」


フラット化する世界〔普及版〕上フラット化する世界〔普及版〕上
著者:トーマス・フリードマン
日本経済新聞出版社(2010-07-21)
販売元:Amazon.co.jp


3.指定校制がなくなり、自由に応募できる就職情報サイトが主流となるにつれ、応募者が激増した。企業はひそかに「大学別ターゲット採用枠」という事実上の「学歴フィルター」を導入して自衛した。

東証一部上場の人気企業では万を超えるエントリーシートが寄せられる。エントリーシートとは次のようなものだ。

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出典:本書36−37ページ

このうち”自己PR=学生時代に頑張ったこと”(通称「ガクチカ」)で、企業側がどういう人材を求めているかを考えずに、自分の基準で的外れなことを書く学生が多いという。

麓さんは、面倒見の良い知人から長男がアドバイスを受けて、ガクチカを書き換えた話を紹介している。

長男が最も強調したかった「自分のサークルを廃部の危機から救った」という話ではなく、「サークルで学生のみならず、社会人OB・OGや子供も参加したイベントを企画して成功させた」というエピソードを取り上げるようにしたという。

これなら幅広い世代の人と話せるというコミュニケーション能力の高さを証明する事柄なので、企業側はオッと思うだろうと。


4.大企業を目指しての就活は、下位大学出身者だとやっても無駄(採用枠がない)。上位大学出身者では同じ大学同士で争うことになる。

大学は少子化にもかかわらず、学生を確保しなければならない必要に迫られ、学力試験なしのAO入試や女子学生を増加させて、学生数を増やし続けてきた。そのツケが大学生の学力低下だ。

就活生は45万人いるが、人気上位100社の新卒採用数は合計3万人弱。旧帝大、早慶上智、MARCH、関関同立といわれる関東・関西の上位校の就活生を全部足すと4−5万人になるという。

海老原嗣生さんの「就職に強い大学・学部」にあるように、人気上位100社への就職に強いのは慶應、早稲田、上智まで。それも経済・法学部・商学部など偏差値の高い学部に限られるというのが現実なのだ。

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出典:「就職に強い大学・学部」71&75ページ


企業が本当に求める人材はズバリ「商社マンタイプ」

経団連の2011年新卒採用に関するアンケート調査(545社回答)によると、企業が選考にあたって特に重視した点は次の通りだ。

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出典:本書111ページ

第1位が8年連続で「コミュニケーション能力」、2位の「主体性」は4年連続で上昇、「協調性」、「チャレンジ精神」などが続き、「専門性」や「語学力」なども上昇しているという。

ひと言で言うと、企業が採用活動で重視するのは、ビジネスの基本となるコミュニケーション能力や熱意、バイタリティなどで、誰かの指示を待つ受け身な姿勢はダメで、積極的に自ら考えて動ける人材が求められているという。

つまり企業の欲しがる人材は「商社マンタイプ」なのだと。

「パワフルでコミュニケーション能力が高く、やり手で気が利いていてプレゼンもうまく、人をまとめられる、人を動かせる人」が求められているのだという。

筆者も商社で長年働いているので、「商社マンタイプ」という言葉には若干抵抗を感じるが、いずれにせよ上記のような人物像が、企業が最も求めているタイプであることは間違いない。


「人を動かす」から学ぶ

筆者の長男も麓さんの長男の一年後に就活を経験し、2012年4月に社会人になったばかりだ。筆者の出身クラブの後輩も時々相談に来る。

横道にそれるが、筆者の就活生に対するアドバイスは、カーネギーの「人を動かす」から学べというものだ。クラブの後輩だけでなく、会社の後輩や米国駐在の時はアメリカ人の部下にもこの本をプレゼントしてきた。

人を動かす 新装版人を動かす 新装版
著者:デール カーネギー
創元社(1999-10-31)
販売元:Amazon.co.jp

How To Win Friends And Influence PeopleHow To Win Friends And Influence People
著者:Dale Carnegie
Pocket(2010-04-27)
販売元:Amazon.co.jp

「人を動かす」の中には、運送会社が顧客に出したレターの添削や、アリゾナに転勤する女性銀行支店長の例が紹介されている。これらの文には人を動かすエッセンスが含まれている。

英文版の「なか見!検索」だと、目次の章題にリンクがついていて、それぞれの章題にジャンプできるようになっている。日本の「なか見!検索」もいずれこのような機能が追加されるのかもしれない。

上記の企業が重視している能力を参考に、採用担当者の立場に立って考えることができれば、「ガクチカ」や採用面接も克服できるだろう。

いろいろな人がカーネギーについて語っている。その層の厚さに驚くだろう。

法政大学では、「もし法大生が『デール・カーネギー』の原則を身につけたら」という特別講座を開講している。筆者と同じ考えの人がいるのだと思う。

人間関係の基本はいつの時代でもどの国でも変わらない。相手の立場で考えるという態度を身につけることができれば、その人はどこへ行っても成功すること間違いない。

永遠の名著「人を動かす」を参考にして、就活を勝ち抜いてほしい。


なお、前述の海老原 嗣生(つぐお)さんの「就職に強い大学・学部」や、「学歴の耐えられない軽さ」のあらすじを紹介している。

偏差値・知名度ではわからない 就職に強い大学・学部 (朝日新書)偏差値・知名度ではわからない 就職に強い大学・学部 (朝日新書)
著者:海老原 嗣生
朝日新聞出版(2012-03-13)
販売元:Amazon.co.jp

学歴の耐えられない軽さ やばくないか、その大学、その会社、その常識学歴の耐えられない軽さ やばくないか、その大学、その会社、その常識
著者:海老原 嗣生
朝日新聞出版(2009-12-18)
販売元:Amazon.co.jp

また、東大生でも就活に苦労することを、「内定取れない東大生」のあらすじで紹介している。

内定とれない東大生 〜「新」学歴社会の就活ぶっちゃけ話 (扶桑社新書)内定とれない東大生 〜「新」学歴社会の就活ぶっちゃけ話 (扶桑社新書)
著者:東大就職研究所
扶桑社(2012-03-01)
販売元:Amazon.co.jp

海老原嗣生(つぐお)さんは、転職エージェントマンガ・エンゼルバンクのモデルとなったリクルートワークス編集長で人材コンサルティング会社(株)ニッチモ社長。ときどきテレビなどにも登場している。

就活に興味のある人は、海老原さんの「就職に強い大学・学部」や、「学歴の耐えられない軽さ」、「内定取れない東大生」のあらすじも参考にしてほしい。


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